2013年1月26日

車の故障―遅刻―

私は車の運転が苦手です。特にパーキングが苦手。病院勤務は朝の8時からですが、私は駐車場が混み合うのを避けて始業の45分前には病院に着くようにしています。私が住んでいるところは病院から少し離れているので、毎朝5時起きです。始業が8時なのに朝5時に起床する私。夫は非常に迷惑そうです。

そんなある日、アウトーバーンをBGMをかけながらご機嫌に走っていました。もう少しでミュンスターへの降り口。その時、車のメーターが0になって突然車が止まってしまいました。最初は何か悪い夢でも見ているのかと思いました。アクセルを踏んでもびくともしません。エンジンもかかりません。私の車は古いのですが、古いだけに複雑な機能が何も付いていません。クーラーも付いていなければ、窓も手動で開けます。ついこの間の車検では、「これだけ何も機能が付いていないと、故障のしようがない。いい車だ。大事にするといいよ!」と言われていたはずなのに。

幸いこの降り口周辺は工事中で道路が狭まっていて、みんな徐行運転していました。しかし工事中の道路なので車を脇に寄せることができず、まさしくアウトーバーンのど真ん中で止まってしまいました。2車線だったので、かろうじて大渋滞は避けることが出来ました。私が乗っている車種を扱っている整備工場が私が住んでいる村の近くにあります。そこからキャリアカーがミュンスターの降り口まで来るので、1時間ほどかかるとのこと・・・。完全に遅刻です。私はちょうどその頃、自分の所属している教室から腎臓内科教室に勉強に出してもらっていました。ローテート中の身分なのに遅刻などもってのほかです。しかし仕方ありません。

車の中で肩身の狭い思いをしていると、私の車の窓をノックするドイツ人のおじさん。ちょうど私の車の後ろを走っていたトラックのおじさんでした。ミュンスターへの降り口から30メートル先に工事中で道路閉鎖されているスペースがありました。「あそこまで車を移動させよう」おじさんは自分のジャンパーを私の車とトラックの間に挟み、トラックで私の車を後ろから前方へ押し出してくれました。「ここだったら邪魔にならないよ。しかも木陰で涼しいよー」真夏の日でした。本当にありがたかったです。

1時間ほどしてようやくキャリアカーがやってきました。哀れな私の車を積み上げ病院へ向かいました。「トラックの助手席って高くて見晴らしが良いですねー」もう完全に開き直っていました。私の失態は当然同僚たちに広まっており、お昼ご飯では「一体いつ新しい車にするの?大変だったね、あはは」と大笑いされる始末。「最近の車は車体の前部が運転席からはっきり見えない。私には新しい車でのパーキングは無理」と義母に話すと、「大丈夫よ。いいアイデアがある。車の前方両サイドに旗を立てればいいのよ(!?)」と。故障ハプニングの翌日、早くも車の修理が終わり整備工場に車を取りに行きました。「点火装置の故障だね(私には良く分かりません)。これは新車でも起こり得ることだよ。古いからではないね。いやーそれにしてもいい車だよ!まだまだ持つよ」
・・・本当ですか?

26/01/2013に堀籠晶子が次のカテゴリーに投稿しました